住宅ローンの「借入可能額」と「返済可能額」は違う話

本日は、住宅ローンの借入できる金額が返済できる金額ではないという話をさせて頂きます。

住宅ローンを組む際に、不動産の担当者から「〇〇さんなら、いくらまで借入できますよ。」という話を聞くかと思います。始めその金額を聞くと、「そんなに借入できるのかぁ~!」とびっくりしてしまいますが、いざ住宅ローンの月々の支払いを試算してもらうと、そんなに払えないよ。という話になります。


例を挙げますと、

年収500万円の人が都市銀行で借入可能額は、3,700万円ほどになります。

仮に、頭金0円で、住宅ローン金額3,700万円を組む場合、月々の支払いは、104,445円になります。(都市銀行、金利1%、返済期間35年、ボーナス払い0円。)

マンションの場合は、これに約2万円~3万円の管理費・修繕積立金等が月々かかりますので、合わせて

約12万円~13万円の出費になります。(プラス固定資産税もかかります。)


独身の方であれば、支払える金額かもしれませんが、お子様がいて、ランニングコストがかかるご家庭には、厳しい支払いになることが多いのではないでしょうか?


家を探す前にご自身のケースに置き換えて、住宅ローンの月々の支払い可能額から、借入予定額を算出してみましょう。